健康・環境・介護予防|靴内環境歩行改善協同組合えこる

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えこる情報

えこるって何?

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「えこる」は、経済産業省・厚生労働省 認可による靴内環境歩行改善協同組合の統 一商標であり、同組合の厳しい靴内環境基準 や歩行改善基準に適合した靴類や「免震中敷き 」に付与されたブランドや店舗の総名称で、平成 21年2月現在、全国に約35件の組合員による 「えこる」店舗があります。

本組合は日本初の「IT技術によるニュービジネス・ ベンチャー型異業種連携協同組合であり、平成 13年8月に東京都より設立認可されて以来、靴 の中の環境問題や靴製造工程におけるシンナー やトルエンの削減・省エネルギーおよび資源リサイク ル・産業廃棄物の削減等にすでに8年以上の実績 があります。

またこの組合は高齢社会の進展の中で「足元から の健康づくり」に必要な多様な研究開発を行うこと を事業の第一の目的として活動しており、組合は 営利優先主義ではない「人助け半分」の組織です。

さらに本組合では、健康保険支出や介護保険支 出を抑制したり、高齢者の転倒予防および歩行 可能年齢の引き上げ事業などを民間レベルで実現 するために、さまざまな民間療法と連携したり、「えこ る」独自の「免震中敷き」を加工することで高付加 価値・高機能の靴類を安価に短時間に供給すると 共に、完全国内生産することで産業の空洞化を防 ぎ、伝統ある靴業界の活性化に貢献する事業を行 っています。

なお、本組合は平成2 6年10月現在、補助金ゼロ・ 助成金ゼロ・天下りゼロで運営されており、役員は 設立以来13年以上全員無報酬です。

*「靴内環境歩行改善協同組合」および「えこる」 「免震中敷き健康法」は登録商標です。

えこるは中敷き屋さん

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街に出ると、「コンフォートシューズ」と表示された靴 が数多く販売されており、同様に「オーダーシューズ」 と表示された靴の宣伝も多く見受けられます。
しかしほとんどの「オーダーシューズ」は既成靴の靴型 にパテ盛りや革片等をあてがって作った「のせこ(乗せ 甲)式」であり、実は既成靴の靴型を部分的に膨ら ませて靴を作った変形靴にすぎません。

このため「えこる」は、確かな根拠がないのに「外反 母趾対策」と表示された靴類や中敷き、あるいは単 なる「のせこ式変形靴」を「オーダー靴」「セミオーダー 靴」「注文靴」と表示した販売方法は消費者をあざ むくものであり、消費者を惑わせて法外な特注代金 をせしめる不適切な行為であると考えています。

またわが国で市販されている靴類の構造はほとんどが ドイツ式であり、デパート等の靴売り場に必ずいるシュ ーフィッターと称する靴の販売員の技術もすべてドイ ツ式の歩行理論に基づいています。

しかし平成14年9月27日開催の第16回日本靴医 学会学術集会(仙台市)において「ドイツ式整形靴・ 足底挿板が外反母趾角開帳度に及ぼす効果」と題 する論文(日独合同研究)が発表され、ドイツ式整 形外科靴および足底挿板(医療用中敷き)は「欧米 人には適合してもわが国では効果がない」旨の結論 が下されています。

「えこる」はこうした問題を解消するために、まず「歩行 改善を目的に靴を特注する」という従来の発想を改 め、2週間ほど足慣らしすることで 靴が自然に変形 して特注品とかわらない履き心地が得られる純国産 の革靴を開発し、この靴の中に歩くことで骨格や骨 盤のバランスがとれ、脳がリラックスするような免震中 敷きを入れることで著しい成果をあげております。
*「免震機能を有する靴類の中敷」は意匠登録出 願済みであり、「中敷き屋さん」「免震中敷き」は登 録商標です

「歩行改善士」とは?

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わが国で広く普及しているドイツ靴およびドイツ理論にもとづいた中敷き(足底板)は、第二次世界大戦により国土の大半が瓦礫の山と化したヨーロッパにおいて、人々が復興のために働けるようにとの要請から生まれた古い技術や古い素材を組み合わせた靴や中敷きであり、欧米人の体形に合わせた固くて強固な作りを特徴としています。

しかし、ドイツを代表とする欧米系の歩行理論は、歩くことが当たり前の時代に生まれた60年も前の技術なのです。

一方、現在のわが国の実情は歩くことすら嫌われ、交通機関の発展やバリアフリー社会の進展により歩行機会そのものが失われ、極端に脚力が低下した時代を迎えています。

私たち歩行改善士は、こうした時代や高齢社会に求められる実効性のある転倒防止等の技術や、歩くことがストレスになる時代に必要な「免震機能を有するあつらえ中敷」を靴の中に入れることで、もともと人に備わっている制震(制振)機能を補完し、さらに歩くことで骨盤や股関節をソフトに動揺させ、足元から全身の関節配列(アライメント)を行う新しい技術を開発しました。

そしてこうした技術により、生活習慣の中で歪みやすい骨盤や骨格のバランスを回復させたり、体重の急変や季節の変化・心理的影響による歩行姿勢の変化にも的確に対応することが可能となりました。

※「えこる」はお待たせいたしません。その場で加工・調整いたします。

免震中敷きの特徴

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高層ビルの免震構造は硬い鉄骨と柔らかな衝撃吸収材が交互に組み合わされ、地震の際に建物がユラユラと揺れることで地震のエネルギーを吸収し、バランスを保ちます。

一方、人体はもともと固い骨格と軟骨が組み合わされた「しなやかな構造」を有しており、両足で骨盤を支え脳でバランスを取りながら歩行しています。
つまり二足歩行の必然的な宿命として、私たちは歩くときどうしても骨格が大きく揺れ動くのであり、さらに加齢により脳の機能が低下すると足元がおぼつかなくなり、つまずいたり転びやすくなります。

そこで、靴の中に免震機能を有する中敷きを入れてみたところ、骨盤が適度に動揺し「関節アライメント効果」が生まれ、歩くことで全身の骨格が補正されるとともに、バランスのとれた筋肉が形成され脳の運動機能が少々低下しても歩行が安定することがわかりました。

また、免震中敷きが足元から全身のバランスを保ってくれるので、脳でバランスを取り続ける必要がなくなり、歩くことがストレスと感じなくなります。

外反母趾やO脚・腰痛・膝痛・股関節変形症・ウオノメ・プロポーション補正・各種生活習慣病・リウマチの方はぜひお電話・FAX・メール等で御相談下さい、相談は無料です。

足底板と整形靴について


★義肢装具士とは★

我が国では、装具士さんと呼ばれる国家資格を有する医療用・治療用の靴や中敷 きを製作する専門家がおります。

「義肢装具士法」によれば「義肢」および「装具」「義肢装具士」とは

【(定義)第2条
1 この法律で「義肢」とは、上肢又は下肢の全部又は一部に欠損のある者に装着して、その欠損を補てんし、又はその欠損により失われた機能を代替するための器具器械をいう

2 この法律で「装具」とは、上肢若しくは下肢の全部若しくは一部又は体幹の機能に障害のある者に装着して、当該機能を回復させ、若しくはその低下を抑制し、又は当該機能を補完するための器具器械をいう。

3 この法律で「義肢装具士」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、義肢装具士の名称を用いて、医師の指示の下に、義肢及び装具の装着部位の採型並びに義肢及び装具の製作及び身体への適合(以下「義肢装具の製作適合等」という。)を行うことを業とする者をいう。】と定義されています。

判りやすく解説すると義肢装具士(ぎしそうぐし:略称はPO)とは厚生労働大臣より免許を受け、義肢装具士の名称を用いて、医師の処方・指示のもとに、義肢及び装具の装着部位の採寸・採型、製作及び身体への適合を行う専門家なのです。

ちなみに「義肢」とは、失った体の一部を器具及び機器を装着して失った体の機能の代用をすることであり、手術や怪我・交通事故等で失われた機能を元の形態を復元するために装着・使用する人工の体の一部や手足のことで、義手・義指・義足がこれに該当します。

また「装具」とは、事故や病気などで四肢・体幹に機能障害を負った場合において四肢・体幹の機能障害の軽減を目的として使用する補助器具のことであり、装具には靴型装具として整形靴も含まれます。
(以上、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)

義肢装具士さんの仕事は、採寸・採型・製作・身体への適合はもちろんのこと、身体への適合に際して、義肢の場合の不安定さをなくしたり、患者さんが抱く恐怖心を取り除くなどの心のケアも含まれ、いずれも医師の指示のもとに、診療・治療の補助行為として医師・看護師・理学療法士・リハビリの専門家などと連携して患者さんの身体機能の軽減を行っています。








★装具士さんが作製するドイツ式整形(外科)靴および足底(挿)板の効果について★

第16回靴医学会(平成14年9月)に、ある病院の整形外科医お二人とドイツ人の整形外科靴の専門家2名による日独合同研究が発表され、我が国の場合、ドイツ式整形外科靴および足底板には外反母趾や開帳足を改善する効果に「相関がなく・・・その効果には限界がある」旨の論文が発表されました。

しかしこの論文が発表されすでに10年以上たった今日でも、我が国では依然としてドイツ式整形靴および足底板が外反母趾や開帳足等の治療の現場では依然として重視されています。

誠に残念なことですが、いまだに「治療効果がある靴や足底板はドイツ靴しかない」と思い込んでいる医療関係者・装具士さんがほとんどであり、しかも治療目的の靴や足底板の製作は、医師が直接指示することが少なく、多くの場合病院と提携している義肢装具士さんにすべて委ねてしまう医師が大半であるのが実情です。

しかし医師より加工をまかされた義肢装具士さんは、装具士学校で教えられたドイツ式の整形靴および足底板の製作方法しか学ばないため、できあがった装具等は当然のごとくドイツ式になってしまいます。

おそらく上記論文が発表され10年以上経過しているのに、いまだに整形靴および足底板がドイツ式であるのは、こうした医師による装具士さんへの「丸投げ」が多いためと思われます。

このため患者さんから見ると、医師から義肢装具士さんを紹介されると、その時点ですでにドイツ式整科靴および足底板以外の選択肢がなくなり、患者さんは他の選択肢を奪われてしまうことになります。

たとえば国立のT大学病院の整形外科では公然と「ドイツ式整形靴と足底板しかここでは認めない」と患者さんに告知しており、整形外科の診療室の隣に装具士さんが待機していて、流れ作業のように毎日多数の足底板が作られています。

しかし、現実問題として医師が処方し、義肢装具士さんが製作した足底板に満足していない患者さんが少なくありません。

まず、下記の写真をご覧ください。

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この写真は「えこる目白店」にてお客様が1年ほどの期間に廃棄された治療用の足底板と整形靴であり、足底板の単価は2万円~7万円、整形靴の単価はおよそ10万円~25万円と高価であり、障害の度合いに応じて国民健康保険や社会保険から1割~10割の「補助金」が拠出されています。

実はドイツ式整形靴および足底板の理論や使用されているコルク素材は第二次大戦時代に考案されたものであり、本来は戦争で怪我した兵士や市民を社会復帰させるための技術であって、基本理論は戦後60年間ほとんど進化しておりません。

このためドイツ式整形靴および足底板はどれも素材や形状がワンパターンであり、貴重な健康保険を適用して製作されても実際には使用されていなかったり、写真のように捨てられてしまうことも多いのです。







★医師の処方や治療目的で製作された足底板や整形靴が、使用されなかったり捨てられるのはなぜでしょうか?★

私たちの研究では以下のような理由で、義肢装具士さんが製作する足底板の構造が我が国の現状に即していないことが主な原因であることが判ってきました。

①足底板の素材が薄くて固く、コルク素材の場合、素材が古すぎ舗装された都市の道路では衝撃吸収が不十分である。

②欧米人の骨格や脚力と我が国のそれを比べると、わが国の大多数の国民の骨格はいまだに小さめで、脚力にも大きな差がある。

③60年前といえば主な交通機関は蒸気機関車しかなく、歩くことが当たり前の時代でした。それに比べ現代は歩くことが忌避され、交通手段やバリアフリーが進展し、エレベータ等が普及しており、「歩くことが嫌われる時代・歩くことが苦手な現代人」に足底板も整形靴も適応しにくい状況になっている。

④欧米では終日靴を履き続ける生活であるのに比べ、我が国の主婦は家の中でスリッパや素足で生活しており、主婦は靴類を履いていない時間が長く、しかも日常的にゴミ出しはサンダル、お出掛けはパンプス、散歩はスニーカーを履く等、構造が極端に異なる履物をめまぐるしく脱ぎ履きしており、明らかに欧米の靴を常用する生活スタイルと大きな差異がある。

⑤欧米の数千年におよぶ長い靴文化に比べ、我が国における日常的に靴を履く文化はわずか50年程であり、我が国では外来の靴という「容器」に足や骨格がまだ適応していない可能性がある。

⑥靴の中には、全身の1/4の骨格や関節が収納されているため、固定しようとすると痛みが出やすくなると思われる。

⑦装具士さんは「医師の指示を受ける必要がある」ため、整形外科医の認識や装具士さんへの「丸投げ」が改められない限り、装具士さんが作る足底板や整形靴が改善されたり進化することもなく、患者さんの不満が医師に伝わる機会も得られない。

実はこれまで、以上の7つの問題点はほとんど指摘されることはありませんでした。

それは医師が処方して国家資格を持つ装具士さんが加工しているために、批判しにくかったという側面があったからです。

もし治療効果がある足底板や整形靴であれば健康保険等を適用してもそれなりのメリットはあると思うのですが、前記靴医学会で「(治療効果に)相関はない・・・(治療に)限界がある」と疑問を呈されたドイツ式整形外科靴や足底板に健康保険等を適用することは健康保険制度の赤字体質をさらに悪化させるだけであると考えることもできます。

健康保険が巨額な赤字になっている今日、「なぜ外国の古い技術に我が国の健康保険を適用しなければなないのか?」と冷静に考えてみる必要があると思います。

むしろ私たちは、医師が自ら無駄な健康保険支出を抑制し、より効果のある先進医療に適切に医療保険が使われるようにすべきではないか、そして捨てられるような技術にお金を使うのではなく、若い世代に負担を掛けないためにも高齢者一人一人も健康保険を節約することに努めることが、めぐりめぐって大きな社会貢献となることに気付いて欲しいと願っています。







★「えこる」では★

健康保険等を利用せずに加工費込み・税込み総額で、27,000円前後の範囲で、すべてその場で加工し、販売後は何度でも靴や免震中敷きを無料で調整しており、もし不都合があれば「買い戻し」もしております。

特に「外反母趾リウマチ対応サンダル BL408」はギブスや装具を装着したままでも履くことができ、長いマジックテープ付きベルトはハサミでカットすることで簡単に足にフィットさせることができます。

なおこの「外反母趾リウマチ対応サンダル」はあくまでも「足元からの健康づくり」を行う民間療法・健康法として開発したものであり、医療用・治療用ではなく、従来からあるリハビリ靴でもありません。

しかし全国の多くの「リウマチ友の会」の皆様に多数ご愛用いただいております。







★ご注意ください★
医師や装具士さんが関わらない靴屋さんやデパートの催事等で計測器を用いて一組2万円~15万円もする「オーダーインソール」を販売している業者がおり、あとで返金交渉してもほとんど返金に応じないようです。

ちなみに、静止状態で足形を測定したり、フットプリント(足にインクを付けて足形を採取すること)を取ることはほとんど意味がありません。

「歩く」ことは脚で骨盤を支え、全身の筋肉や関節を総動員して脳でバランスを取りながら移動することであり、日常的な連続運動の記録なしに靴や中敷きを調整しても意味がありません。

「えこる」の免震中敷きの加工費は一組8,100円ですので、くれぐれも高額なインソールにだまされないよう注意してください

深刻な靴の中の環境問題

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東京都立皮革技術センターの平成10年度受託試験科目によれば靴等に使用される革について六価クロムやカドミウム・コバルト・水銀・鉛等の重金属の溶出試験の記述がありました。

実は靴類の製造過程ではこの他にも合成接着剤や シンナー・トルエン・エチレン等の揮発性有機溶剤が大量に使用され、これらが環境ホルモンのひとつであるクロロホルムやホルムアルデヒドに変化する可能性も指摘されています。

また靴が出来上がるまでには柔軟剤や撥水剤・防カビ剤も当然のごとく使用され、いわば市販されている靴の中は様々な化学物質と揮発性有機溶剤が複合的に充満する劣悪な状況にあります。しかも靴は購入後も様々な手入れ用クリームが塗られ、さらに抗菌スプレーや消臭スプレー・水虫薬等の薬剤をを日常的に吸収し続けています。

「えこる」では、靴内環境の改善を実現すべく植物性タンニンなめしによる皮革を採用したり、国産和牛の植物染めを採用すると共に、揮発性有機溶剤や合成接着剤の使用量を従来品の約1/20に抑制した低ケミカルな靴づくりを行っています。

また本来「食べられるほどナチュラルな素材」であるはずの牛革や豚革が持つ安全性としなやかさ・通気性を引き出すために、革の表面をヤケドさせるような靴の高温成形法をやめることで 省エネルギーを実現するとともに、靴底の交換をしやすくして靴の寿命をのばし、結果的に靴という不燃ゴミを減らす地味な努力を10年以上も続けています。

このため「えこる」の靴は、多くのお客様から「清潔で通気性に優れ、靴特有のニオイもなく、しかも疲れにくい、もうほかの靴は履きたくない」と大変好評です。
(えこるBL402シリーズはクールビズ・ウォームビズ対応の通気性と保温性を兼ね備えた健康靴です)

なお「えこる」では廃棄する靴類を回収し、回収した靴は甲革部分と靴底部分を分離して分別処理すると共に、販売の時点で不要となった靴箱は工場に送り返し、リサイクル(空き箱の直接リターナル)使用しています。

環境保護と資源保護の観点から、お客様のご協力とご理解をお願い申し上げます。

音楽家の方から頂いた声

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フルート奏者:
斎藤和志さんのコメント

Re:履き心地はいかがでしょうか?
おかげさまで毎日履かせていただいているのですが、予想以上に良いので驚いています。 いままでは、リハーサルを終えて家に帰るとグッタリと足が疲れていて、マッサージ機など購入していたのですがアホな買い物をしたと思いました。
むしろ歩くほど楽になる感じですね。


斎 藤 和 志
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Re:リサイタルお疲れさまでした。
おかげさまで、なんとか無事終えることができました。
靴が非常に良いせいか普段よりずいぶんと自由に歩き回っていたと指摘されましたが、 そのくらい下半身がとてもリラックスできて、普段より緊張せずにノビノビと演奏することができました。
特にドビッシーのような軽妙な浮遊感が必要なところでは、足元の安定が大切だと改めて痛感したところです。
まさに秘密兵器を入手した気分であります。
斎 藤 和 志

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(バイオリニスト:菊地裕美さんのコメント)

先日は 御忙しいなか調整をしていただきありがとうございました。 ウォーキングシューズも足にとてもなじんできました。
今日は お約束の文章と写真、私の経歴を送らせていただきます。
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それは 舞台に一歩を踏み出した瞬間から、私に大きな安定感、そして安心感をもたらしてくれたのでした。
親しい友人の紹介で,佐藤さんの中敷健康法を知り、オランダから一時帰国したその日のうちにお店を訪ね、時差でもうろうとする頭と戦いながら、一時間以上に及ぶ、佐藤さんの説明をうけ、その後中敷きの調整も私の足にピッタリ合うまで丹念に行って下さった・・・・・。
長い間、理想の靴を求めドイツ、フランス、イタリアと試してきましたが、満足できるものにはめぐりあえませんでした。
佐藤さんが始めに、”ドイツのコンフォートシューズはドイツ人には合っても、私達日本人には決してコンフォータブルではない”と、おっしゃっていたことがとても強く印象に残っています。
ヨーロッパに住んで痛感するのは、まさに骨格の違い。演奏するうえでも、彼らと同じように演奏していたら、たちまち体に故障がきてしまいます。
いかに 自分なりのスタイル、フォームを作り上げるかということをいつも頭において練習を重ねています。
人の顔も皆、違うように、足の形もまたそれぞれ。
佐藤さんの中敷きに出会ったおかげで、足と腰の安定を得て、さらに体全体のバランスを自在に操ることができ、あえていうならば、靴の存在をも忘れて(ごめんなさい!)100%以上に自分の音楽に集中できるようになりました。
日本に帰国するたびに佐藤さんに調整していただくことを、そしていつも暖かい笑顔で迎えて下さる奥様にお目にかかれることが何よりの私の楽しみなのです。
菊 地 裕 美 

(プロフィール)
菊地 裕美(ヴァイオリン)
HIROMI KIKUCHI (Violin)

・3才より ヴァイオリンを始め、桐朋学園「子供のための音楽教室」に学び、故斎藤秀雄氏に師事する。
・10才の時 第22回NHK・毎日新聞社共催全日本学生音楽コンクール全国第1位。・桐朋学園高等学校・大学・研究科を通じて、江藤俊哉氏に師事する。
・同大学在学中に 第49回NHK・毎日新聞社共催日本音楽コンクール第2位。
・奨学金を受け、アメリカのタングルウッド音楽祭に招かれる。
・研究科終了後、文化庁在外研究員として ドイツのケルン音楽大学へ留学、サシュコガブリロフ氏及びアマデウス・クワルテットに師事する。
・同大学を最優秀特別賞並びにドイツ国家ソリスト資格を得て卒業、その後同大学助手を勤める。
・また ナタン・ミルシュタイン氏、ヘンリック・シェリング氏にも師事する。
・在学中に、ティボール・ヴァルガ、ヴィオティー、リピッツァー、マリア・カナルスの各国際コンクールに入賞。
・以後、オランダのアムステルダムを本拠地にヨーロッパ各地、アメリカ及び日本で活躍している。
・NHKイギリスBBC、を始め オランダ、ドイツ、フランス、ベルギー、ハンガリーなど各国放送局にてテレビ・ラジオ放送録音を行っている。
・また松本で行われているサイトウキネンオーケストラにも参加している。
・近年は パリ(パリの秋)、ウィーン(ウィーン現代)、ベルリン、ザルツブルグ、ルツェルン、エディンバラ、ブタペスト(春と秋)、クフモ(フィンランド)、ボードウィン(アメリカ)などの国際音楽祭に招かれ、好評を博している。
・現代を代表するハンガリーの作曲家 ジョルジュ・クルターク氏の作品の演奏では作曲家自身の絶大なる評価を得ている。
・2003年にリリースされたクルターク作品のCD(Gyorgy Kurtag Signs,Games
and Messages ECM NEW SERIES 1730461833-2)はイギリス、フランス、ドイツ等の音楽雑誌で圧倒的な評価を受け、2003年度ドイツ批評家大賞、フランス批評家賞、オランダでエディソン賞を受賞した他、ニューヨーク・タイムスの2003年ベストCDの一つに選ばれた。
・クルターク氏が 菊地裕美と夫君のヴィオラの波木井 賢のために作曲したヴァイオリン、ヴィオラとオーケストラのための...コンチェルタンテ...を2003年9月に コペンハーゲンにて デンマーク国立放送交響楽団演奏会で世界初演、このコンサートはヨーロッパ各国及びカナダに同時中継放送された。
・11月にはアムステルダムにて ロイヤル・コンセルトヘボウ・オーケストラとまたボルドー(ボルドー・オペラオーケストラ)、パリ、バーゼル、フライブルク(南西ドイツ放送響)で演奏した。
・以後、 ミラノ・スカラ座オーケストラ、ハンガリー・ナショナル・フィルハーモニー、読売日本交響楽団と共演。
・2006年は 2月にブタペストで再びハンガリー・ナショナル・フィルハーモニーと、5月にはオランダのロッテルダム・フィルハモニー並びにベルリン交響楽団と、11月にはウィーンにて三度ウィーン放送響と、そして12月にはイタリアのトリノ放送響と共演する。
・昨年(2005年)クルターク氏は 菊地裕美のために演奏時間30分をこえる独奏ヴァイオリンのための”Hipartita”(ヒーパルティータ)を作曲、菊地はこれを9月にベルリン音楽祭でフィルハーモニーにて世界初演、同月アムステルダム、コンセルトヘボウ・大ホールにてラジオ同時中継のもとにオランダ初演した。
・本年、菊地はこの”Hipartita”をブタペスト、デュッセルドルフ、ミラノ,ジェノバ、ベルリン、パリ、ロンドン、ウィーンにて演奏する。

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